申ジエ(32=韓国)が、今季出場5試合目で、早くも2勝目を挙げた。

1イーグル、4バーディー、ボギーなしの66で回り、通算19アンダー、197。国内女子ツアーで、大会を通じてボギーなしでの優勝は、今年9月のデサントレディース東海クラシックの古江彩佳以来で、ホールバイホールのデータが残る90年以降では9例目(短縮競技を除く)となった。

2位に1打差の首位から出て、1番パー4で幸先よくバーディーを奪った。その後はパーを拾い続け、7番パー4で2つ目のバーディーを奪って34で折り返し。終盤に入ると、63の猛チャージで先にホールアウトした笹生優花に追いつかれた。それでも17番パー5で、イーグルを奪って2打差をつけ、勝負を決めた。さらに最終18番パー4もバーディー締め。終わってみれば、通算16アンダーで2位の笹生に3打差をつけた。

3位には通算14アンダーの畑岡奈紗、若林舞衣子、全美貞が入った。木村彩子、鈴木愛、イ・ミニョンが同13アンダーで6位となった。

28位で出た渋野日向子は、2バーディー、ボギーなしの通算6アンダー、210で30位だった。妊娠7カ月で出場の横峯さくらはスコアを1つ落とし、同5オーバーの76位。約1年ぶりに日本ツアーに復帰のイ・ボミはイーブンで、同1オーバーの67位だった。