国内男子ゴルフツアーのダンロップ・フェニックス（19日開幕）に出場する石川遼（29＝CASIO）は18日、会場の宮崎・フェニックスCCで練習ラウンドを行った。

1～9番に、前日17日に急な激しい雨で思うように練習できなかった16、17番の2ホールも加え、計11ホールを回って入念にコースを確認。「勝てていない大会なので優勝したい気持ちは強い」と力を込めた。

今大会は08年に2位となったが「あの時は出来すぎ」と、それ以外は20位以内に入ることもできていない苦手コースだ。それでも、従来とは違うマネジメントで臨む決意。「今まで刻んでいたホールも“刻まされていた感”がある。ちゃんと、根拠のあるマネジメントをしていきたい」。距離の長いホールだからといって、自然とティーショットにドライバーを選択していた以前とは異なる攻め方、考え方で臨む予定だ。その自信も備わり始め「明日（19日）はメチャクチャ楽しみ」と、今季初優勝を見据えていた。