国内女子ツアーの増枠予選会(QT)ファイナルステージが1日、兵庫・有馬CCで始まり、第1ラウンドが行われた。

今年の日本女子プロ選手権2位田辺ひかり、元日本女子アマ覇者の蛭田みな美ら7人が2アンダー、70の首位。原江里菜、金田久美子らが72の15位。服部真夕、渋野日向子の作陽高後輩・石川怜奈らが73で27位。藤田光里は74で42位。堀琴音は79で90位と出遅れた。

日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は20、21年のツアー及び下部ツアーを「20-21年シーズン」に統合したため、20年は従来のQTを実施せず、21年の出場優先順位も19年QTランクを適用する。ただ、21年は出場人数を「5~10人」程度増やすトーナメント(現時点で11試合+数試合)を予定しており、その増枠分の出場権を争う場として今回の予選会を実施した。

予選会は3日間54ホール競技で行われ、最終的に上位10人前後が、ツアー10数試合の出場権を手にする見込み。