第2ラウンドが終了し、小斉平優和(22=太平洋クラブ)とチャン・キム(30=米国)が、通算8アンダーで首位に立った。10位で出た小斉平は、7バーディー、1ボギーで64のベストスコア。3位で出たキムは、1イーグル、5バーディー、3ボギーの66で回り、ともに132とした。

1差の通算7アンダーで大槻智春と岩田寛が3位に、2差の同6アンダーで藤田寛之が5位につけ、首位を追う展開となっている。

昨年優勝し、大会史上6人目の連覇を狙う石川遼と、新人初のツアー連勝を狙う金谷拓実は、同組でともにイーブンで回り、そろってスタート時点と同じ通算3アンダーとしている。首位とは5打差に広がった。

6アンダーの首位で出た池田勇太は、7つ落とし、通算1オーバー。16位に後退した。

今大会が年内のツアー最終戦だが、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で試合数が激減し、今シーズンは来年と統合されるため、賞金王は決まらない。昨年、一昨年と2年連続賞金王の今平周吾は、1つ伸ばして通算1オーバーとし、16位につけている。