アウトからスタートした松山英樹(28=LEXUS)は5バーディー、1ボギーの66、4アンダーで第1ラウンドを終えた。

序盤の5番でボギーをたたくも直後の6番でバーディーを奪うと、9番でも約2メートルのパットを沈めて1アンダーで後半へ。勢いに乗るとパー4の12番ではセカンドショットをピン横約30センチにつけてバーディー。終盤の16、18番でもアイアンがさえ、ともにバーディーを奪ってフィニッシュした。

松山は「途中からアイアンショットがうまくいき始めて、そこでチャンスも作れたのでよかった」と振り返った。同じくハワイで行われた先週の「セントリートーナメント・オブ・チャンピオンズ」は最下位の41位で終えるなどし、今大会前には「楽しみだが、不安はある状態」と口にしていた。復調を感じさせる内容にも「あとはティーショットとパターだけかなと思います」と話し、第2日以降のさらなる向上を誓った。

その他の日本勢では石川遼(29=CASIO)が3バーディー、3ボギーの70、通算イーブンパー、2年ぶり出場の金谷拓実(22=東北福祉大)も3バーディー、3ボギーの70、イーブンパーで第1ラウンドを終えた。木下稜介(29=ハートランド)は1イーグル、3バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの68、2アンダー。小平智と香妻陣一朗は現在、まだプレー中となっている。