地元の宮里美香(31=ニチコン)が8バーディー、3ボギー、5アンダーの67で回り、2位と好発進した。

2番でボギーが先行したが、続く3番からは3連続バーディー。3番では約6メートルのスライスラインを決めてバーディー。4番は3打目をバンカーに入れたが、ピン手前3メートルにつけ連続バーディー。5番ではセカンドを30センチにつけバーディーとして波に乗った。前半で4つ、後半で4つとバーディーを取ってスコアを伸ばした。「今日はしっかり風も読めたし、自分がその距離をしっかり打つことができた。自信を持ってプレーできたのが、このスコアにつながった。こんな好スタートは初めて」と喜んだ。

コロナ禍の影響で2年ぶり開催となった地元大会で、ギャラリーもつめかけた。友人や同級生が宮里が好きなオレンジのシャツを来て声援を送った。宮里は「去年開催できなかった分、地元開催でプレーできることを楽しみにしていた。ギャラリーの方も入っているので、結果を出したいという気持ちがすごく強い。優勝争いをしたいなという気持ちでプレーした」と話していた。