前日トップの西郷真央(19=大東建託)が4バーディー、2ボギーとスコアを伸ばし、通算10アンダーで終え首位を守った。

西郷は「なかなか昨日のように入りはしませんでしたが、それでもいいパーセーブができたホールもあった。プレッシャーはほとんど感じていなくて、むしろすごく楽しんでゴルフができている」と振り返った。前日はベストタイの64というスコアをたたき出したが「昨日のようにバーディーがたくさんくるゴルフはなかなかないと思っていたので、今日は今日でと思って臨めた」と19歳ながら冷静なゴルフで崩れなかった。

尾崎将司が主宰する「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミー」の1期生で、首位に立った第1ラウンド後には「(尾崎に)早めに『優勝できました』という報告ができればいいな」と話していた。今大会中はまだ尾崎将司と連絡はとっていないといい「ショットも少し修正しないといけない部分はある。明日も目の前のゴルフに集中して楽しみながらできたらいいなと思います」。明日から始まる勝負の2日間へ、気持ちを引き締めて臨む。