首位で出た稲見萌寧(21=都築電気)は1イーグル、2バーディー、2ボギーの70とし、通算9アンダーの2位で終えた。

最終ラウンドでは尊敬する河本結(22=リコー)、そして2位で並ぶ申ジエ(32=スリーボンド)と最終日を回ることが濃厚。「めちゃくちゃ楽しみです。結ちゃんと回るために後半頑張ったところはあるので。昨日も思っていましたが、最後の3ホールは(一緒に)回りたい、回りたいと思っていた。それがかなって幸せです」と笑顔をみせた。

トーナメントコースレコードとなる63をマークした河本のスコアには驚き「前半が終わってやばいなと思っていて。自分も頑張らなきゃという気持ちもありました」。後半は10番でイーグルを奪うなどノーボギーで持ち直し、なんとか2位に滑り込む形に。「(河本に)私も負けじとついていって、最後にいい成績が出たらうれしいなと思います」と尊敬する先輩とのラウンドを見据えた。