岡山絵里(24=ニトリ)が最終日に5つスコアを伸ばし、通算13アンダー、203で逆転優勝を飾った。

18年5月のリゾートトラスト・レディース以来、約3年ぶりのツアー制覇で自身2勝目となった。優勝会見での岡山の主な一問一答は以下の通り。

-3年ぶりの優勝

岡山 シーズン始まってわりと早めに2勝目をあげられてホッとしているのと、うれしい気持ちです。

-優勝が決まった直後の涙の意味

岡山 2勝目まで長かったなという涙です。

-それまでの期間はどう過ごしていた

岡山 去年はショットが悪くて、苦しんでいた。一昨年は優勝しそうでできない自分にいらだっていて焦っていた。精神的には去年の方が一昨年よりも成長していました。

-どう切り替えた

岡山 去年11月から南秀樹さんに習っていて。パターを習って、アプローチを習って、それが一番大きかったかなと思います。技術もそうだし、精神的にもプロとしてどうあるべきかなどの心構えも教えてくれたので、変われました。

-最終日は5打差スタートだった

岡山 それこそ南さんに聞いて、6アンダーを目標にプレーしなさいと言われて。それだけを言い聞かせてプレーしました。

-優勝を意識したのは

岡山 17番ですね。最低でもパーでいこうと思って、18番でバーディーをとろうと思っていました。

-優勝の要因

岡山 一番はパターだと思います。1ピンぐらいが結構入ったので。

-ご褒美は

岡山 事前に買っていて。アメ車を買ったので、それをやる気にしていました。カマロです。トランスフォーマーを見て、ほしいなとずっと思っていました。今月末に納車です。720万くらいしました。

-今後にむけて

岡山 なるべく早く3勝目をあげることを考えてゴルフしていきたいです。

-これまででいちばんきつかった時期は

岡山 去年からですね。アースモンダミンから始まった時にずっと予選落ちしていて。その時はどうしたらいいかわからなかった。

-初優勝のころはせっかちだと言っていたが、今は

岡山 今まではミスをして怒っていたりしていたけど、今はしょうがないよねと考えられるようになった。心に余裕はできたかなと思います。

-勝てそうで勝てない時はそうではなかった?

岡山 これを入れないといけないとか、自分を少し縛っていた部分はありました。

-強い人になりたいとおっしゃっていたが、目標の選手などは

岡山 コ・ジンヨン選手ですね。全部うまくて。ショットもパターも。勝負どころでもちゃんと入れてくるし。技術の差もあると思いますけど、一番はメンタルの差があると思います。向こうは常に落ち着いていますし。

-優勝の瞬間はどこで知った?

岡山 ロッカーで。プレーオフかもしれないと思って、とりあえずおなか空いたからバナナ食べていて。その途中で知りました。泣きながらバナナ食べていました。おいしかったです。