ペ・ソンウ(26=大和地所)が6バーディー、1ボギーの67でまわり、通算3アンダー、141とホールアウト時点で2位に立っている。

インから出て前半を2バーディーで折り返すと、後半は2番から4連続バーディー。この日はパッティングが好調だったといい「後半はほとんど1パットで入ってくれる感じでした。プレーを終えてホッとしています」と笑顔で話した。

前日は第1ラウンド開始前にテレビ中継スタッフ(屋外作業員)1人から新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたとして、消毒作業や濃厚接触者の特定などで全組のスタートが約6時間半遅延。全組が競技を完了できずに日没サスペンデッドとなっており、ペも前日の残り9ホールを午前8時前からスタートしてこなした。この日は午前2時50分起床だったといい、計27ホールを消化してむかえた会見中には「本競技で27ホールは初めて。今は寝ぼけている状態です。みなさん、すみません」と笑わせた。

暫定ではあるが、ホールアウト時点で首位とは1打差。今季は出場14戦で2位と3位が3度ずつとあと1歩のところで優勝を逃してきた。「優勝はチャンスがきた時につかむものだと信じています」と話し「明日はトップ目指して積極的にプレーしていきたい」と意気込んだ。