松山英樹のマスターズ優勝を受け、前週のオーガスタ・ナショナル女子アマで日本人初優勝を飾った梶谷翼(17=滝川二高3年)が12日、コメントを発表した。

梶谷は「松山選手のマスターズ優勝、おめでとうございます。日本人として誇りに思います。日本中に希望と感動をありがとうございました」とつづった上で、ゴルファーとしての思いに言及。「どのショットも素晴らしかったですが、自分が特に印象に残っているのは、第3ラウンド中断明けの11番ホール、セカンドショットです。あの位置からあのショットでバーディーを取るなんて、勉強になりました。自分もいろんな球が打てるようになりたいです」。最後に「これからも日本に夢と感動を届けてください。本当におめでとうございました」と締めくくった。

梶谷は現在、帰国後2週間の自主隔離中。“オーガスタ覇者”としての凱旋(がいせん)試合は、国内女子ツアーの中京テレビ・ブリヂストンレディース(5月21-23日、愛知・中京GC石野C)になる予定。今後はオーガスタ-の優勝で出場権を得た全米女子オープン(6月3-6日)AIG全英女子オープン(8月19-22日)と、11月初旬に挑戦予定の最終プロテストに重点を置き、スケジュールを組み立てていく。