アマチュアで世界ランク1位の中島啓太(日体大3年)が6バーディー、3ボギーの69で回り、通算5アンダーで終了時点で10位に入り、ベストアマチュアに輝いた。

第1日こそ73と出遅れたが、第2日から3日連続でアンダーパー。この日は、雨と強風で他のアマチュアのほとんどがスコアを落とす中、アマNO・1の実力を見せつけた。「居も難しいピンポジションと強い風の中、アンダーパーで回ることを目標にして、それを達成できたので良かった」と笑顔で話した。

今大会では、第1日に杉浦悠太(日大)、第2日に杉原大河(東北福祉大)とライバルたちが連続首位に立った。その中で、最終日にスコアを伸ばし、アマのトップでフィニッシュした。「2日間終わった時点で、トップのアマとは差があったけど、何があるか分からないと思って自分のプレーに集中できた。今週は日本のトップアマが多く出場して、その中で自分がいいプレーをできたのはうれしい」と喜んだ。

今後は、秋のアジアアマチュア選手権で優勝して来年のマスターズに出場することが大きな目標だ。「アマチュアでいる最大の目標はマスターズに出ること。男子ツアーでも出るチャンスがあれば優勝目指して頑張りたい」と話していた。