女子ゴルフの17日付最新世界ランキングが発表され、日本勢の上位は軒並み順位を上げられなかった。日本女子トップは変わらず畑岡奈紗で、前週よりも2ランク下げて12位。2番手の古江彩佳は25位、3番手の渋野日向子は26位で前週と変わらなかった。4番手の稲見萌寧は、前週よりも3ランク下げて31位に後退した。

前週は25~28位に古江、渋野、稲見の3人が接近した。女子ゴルフの東京五輪代表は、6月28日付の世界ランキングに基づく、五輪ランキングで出場60人が決定。各国上位2人に出場権が与えられ、畑岡の五輪代表入りが確実視される中、古江、渋野に、今年4勝でランキングを急上昇させている稲見が加わった、2番手争いが激しさを増している。五輪ランキング15位以内に3人以上いる国は、最大4人まで出場権を得られる。

16日まで行われた国内ツアー、ほけんの窓口レディースで、約2年9カ月ぶりのツアー2勝目を挙げた大里桃子は、45ランク上昇させて125位となった。直近3戦で2位、2位、1位と好調で、今年に入って107ランクも上昇している。日本勢5番手は前週と変わらず40位の笹生優花。笹生は東京五輪には、母の母国フィリピン代表として出場の意向を示している。6番手で43位の鈴木愛、7番手で52位の小祝さくらと続く。

1位の高真栄、2位の朴仁妃、3位の金世〓(火ヘンに英)と、韓国勢によるトップ3は変わらなかった。