第2日は降雨の影響によるコースコンディション不良のため、中止となった。

暫定首位でアマチュアの川崎春花(18=大阪・大院大高3年)は、28日の決勝ラウンドへ前向きに切り替え。初日は7バーディー、2ボギーの5アンダーで、2位のスタイヤーノ梨々菜(23=フリー)に2打差をつけている。

3月の全国高校選手権春季大会を制した川崎は「3日間戦いたかったけれど、2日間になったのは、私にとっては良かったかなと思います。体力面もそうですけれど、全力を明日につぎ込める。集中力も増すと思います」と決勝の18ホールを見据えた。

前日は67の好スコアだったが、父と「66」を目指して大会に臨んだという。初日終了後には「せっかく出させていただいているので気持ちは…」と控えめに見据えた頂点が視界に入る。

「順位を気にせず、目の前の1打1打に集中して、アンダーパーで回りたいです」

その先に、ステップアップツアーにおける史上6人目のアマチュア優勝が見えてくる。【松本航】