首位と3打差の6位から出たジョン・ラーム(26=スペイン)が、逆転で米ツアー6勝目となるメジャー初優勝を果たした。5バーディー、1ボギーのベストスコア67で回り、通算6アンダー、278。2週間前のメモリアル・トーナメントでは、第3ラウンドを終えて2位に6打差だったが、新型コロナウイルスの検査で陽性反応を示し、途中棄権していた。そこからの復帰初戦でスペイン人初の全米オープン優勝を飾り、世界ランキングは現在の3位から1位に躍り出る見込みとなった。

3人が並んでいた首位から出たルイ・ウェストヘーゼン(南アフリカ)が、71で回り、5アンダーで2位となった。68で回ったハリス・イングリッシュ(米国)が3位となった。首位から出た残る2人は大きく崩れ、ラッセル・ヘンリー(米国)は76で回り13位、マッケンジー・ヒューズ(カナダ)は77で回り15位に順位を落とした。

31位から出た星野陸也は71で回り、54位で出た松山英樹は68と3つ伸ばして回り、ともに3オーバーで26位となった。