日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)の20年度最終プロテストが21日から4日間、茨城・静ヒルズCC(6337ヤード、パー72)で行われる。昨年実施予定だったが、コロナ禍で延期されたもので、2次テストを突破した選手ら105人が出場し、上位20位タイまでが合格となる。20日は公式練習が行われた。

美人プロ脇元華の妹、脇元桜(22=フリー)はこの日、リモート会見に出席。「ゴルフの調子は悪くないのですが、最近、持病の腰痛が…」と万全の体調でないことを明かした。

脇元によると、腰痛は中学時代からあり、今回は5月21日の2次テスト(A地区)最終日に痛みが出た。「ぎっくりのような感じで。一瞬、棄権も考えたけど、それは嫌だったのでハーフターンの時にコルセットをつけて」最後までプレーした。現状を「腰痛から左のお尻に痛みが出て。テークバックで踏ん張りが効かない。自分のいつものショットが8、9割だとすれば、今は5、6割です」と説明した。

前週は姉華が宮崎市の実家に戻ってきて、家族で最後の“作戦会議”を行った。「緊張はするだろうけど、桜らしく頑張って」と姉にハグされ、送り出された。今回は地元で世話になっているはり・きゅうの先生に同行してもらい、体調管理に万全を期す。脇元は「パー5で短めのホールがある。そこやチャンスのあるホールでしっかりバーディーをとっていきたい」と意気込みを口にした。