東京オリンピック(五輪)出場には今大会で優勝するしかない古江彩佳(21=富士通)は、3バーディー、3ボギーのイーブンとスコアを伸ばせず、5アンダーで終了時点で首位と5打差の7位に後退した。練習場で左足下がりで打つ場所しか空いておらず、そこで打ったことで本番でのショットに微妙なズレが生じたという。「大きく曲がるショットが多いから、そこを気を付けようと気持ち良く打てていなかった」と原因を説明した。

ショットに安定性を欠き「バーディーチャンスにつけられず、パーセーブするのに必死だったゴルフ」と1日を振り返った。それでも、スコアは落とさず、首位とも5打差。決勝ラウンドで東京五輪出場につながる逆転優勝のチャンスは十分ある。「ちょっと開いてしまったけど、自分のできることをやって、アンダーで回りたい」と勝負の2日間へ向け決意を口にした。