渋野日向子(22=サントリー)が、11番パー4でスーパーショットを披露し、イーグルを奪った。ピンまで残り52ヤードのフェアウエーから放った第2打のアプローチが、グリーン上でラインに乗り、そのままカップイン。左手でキャディーとハイタッチし、歓声を上げたギャラリーに恐縮気味に頭を下げて感謝。その後は笑顔が止まらなかった。

前半を2バーディー、1ボギーの1アンダーで折り返し、直前の10番パー4では大ピンチを迎えていた。ティーショットを左のポットバンカーに入れ、第2打はバンカーのアゴに当たってはね返り、フェスキューの深いラフに入れてしまった。だが第3打を80センチに寄せる、記録上は目立たないスーパーショットを披露。イーグルを奪う一打への良い流れができていた。3アンダーとし、ネリー・コルダ(米国)ら首位と2打差の3アンダーに伸ばしてラウンドしている。