若手が躍進する一方で、ベテランたちの奮闘も光った。レジェンズツアー2勝の山本薫里(47=プログレスホールディングス)が通算9アンダー、207で3位に入った。

11番まで全てパーでしのぎ、12番で初バーディーを奪うと、その後も3つのバーディーを重ねてノーボギーの68。あと1打でプレーオフを戦った岩井千怜、上野菜々子の2人に並んでいた状況に「そこに混ざりたいような、混ざりたくないような感じはあった」と苦笑いをみせつつも「100点とは言いませんが、いいゴルフができました。まだまだ頑張れるぞと勝手に喜んでいます」とうなずいた。

最終日最終組には、その山本と同学年の表純子(47=中部衛生検査センター)が入り、岩井明愛(19=フリー)、後藤未有(20=やまやコミュニケーションズ)と共にプレー。「岩井さんのお母さんと同い年だった」と笑い、「若い子に刺激をもらいながら頑張っていきたい。自分の先輩でもまだ頑張っている人もいるので、ついていこうと思っています」と話した。【松尾幸之介】