松山英樹(29=LEXUS)は、4バーディー、2ボギー、1ダブルボギーの70と伸ばせず、通算イーブンパー、281の26位で米男子ゴルフの今季最終戦を終えた。

今大会は年間成績上位30人によるシーズン最終戦で、松山は8年連続出場。前週までに獲得した年間ポイントに応じてスタート時点でスコア差がつくハンディキャップマッチで行われており、年間22位で進んだ松山は1アンダーからのスタートとなっていた。

この日の前半は3番でボギーをたたいたが、6番で約3・5メートルを決めて初バーディー。巻き返したい後半は12番で約2メートルを沈めて2つ目のバーディーを奪うなど粘りをみせたが、14番で痛恨のダブルボギー。17番もボギーとするなど伸ばしきれなかった。

優勝はパトリック・カントレー(米国)で通算21アンダー。初のシーズン王者に輝き、賞金1500万ドル(約16億5000万円)を獲得した。今季4勝で通算6勝目。ジョン・ラーム(スペイン)が1打差の2位に入った。