17日に30歳の誕生日を迎える石川遼(29=CASIO)は、20代最後のラウンドに臨み、4バーディー、ボギーなしの68で回り、4アンダーでホールアウトした。ホールアウト時点で、7アンダーの首位でホールアウトしたジェイブ・クルーガー(南アフリカ)とは3打差。13位につけている。

インコースの前半は、難度の高い10番パー4をパー発進した。フェアウエーからの第2打を2・5メートルにつけたが、バーディーパットはわずかにカップ右。悔しそうな表情をのぞかせたが、気落ちせず13番まで4ホール連続でパーセーブした。すると14番パー4で最初のバーディー。17番パー5でもバーディーを奪い、2つ伸ばして折り返した。

後半は6番パー4で3つ目のバーディーを奪い、最終9番パー5もバーディーで締めた。9番はイーグルパットこそわずかに入らなかったが、30センチ足らずに寄せて楽々バーディーを奪った。最後までボギーなしで回りきった。