最終18番まで首位に並びながら惜しくも優勝を逃した植竹希望(23=サーフビバレッジ)は悔しさをにじませつつも、翌週以降のツアー初制覇へ意欲をみせた。

首位に3打差の3位から出て前半に5つのバーディーを奪うなどしてトップを猛追。17番まで7バーディー、ノーボギーで回り、通算10アンダーで首位に並んでいた。しかし、迎えた最終18番パー4。ティーショットをグリーン左の池に入れてしまい、痛恨のダブルボギーに。「右を狙っていたけど、右手に力が入って引っ掛けてしまった。完全に自分のミスですね。悔しいの一言しか言えないです」。植竹は最終組で回っていたため、この結果ですでにプレーを終えていた西村優菜が単独首位となり、優勝となった。

畑岡奈紗や渋野日向子らと同じ98年度生まれの「黄金世代」でもある23歳。悔しい結果となったが、ここ3大会は3位、4位、2位と好成績が続いている。「どんどん優勝に近づいていっている自覚はある」と自信も口にし「あと少しなんだなと思って頑張ります、練習を」とリベンジを誓った。