大会2連覇を狙う原英莉花(22=日本通運)は4バーディー、1ボギーの68で回り、首位に2打差の4位スタートとなった。

原は「手前のピンポジションが多くて、グリーンも砲台なので距離が合わせづらかった。ティーショットでなかなかフェアウエーをとらえられなくて、バーディーチャンスにつけられなかった事が残念です」と振り返った。2日目以降へ向けては「修正点はティーショットの精度とパッティングが全部ショートだったので、打てる様に頑張りたい」と意気込んだ。

予選ラウンドは渋野日向子、稲見萌寧と同じ注目組で、多くのギャラリーを引き連れながらのラウンドとなった。原は「ギャラリーの方もたくさんいらっしゃって応援していただいて、背中を押されながら頑張れたと思います」と感謝し「『ナイス』と言われると気持ちも上がるので楽しかったです」と笑顔をみせた。

490ヤードと長いパー4の17番では見事にバーディーを奪った。今季の平均飛距離1位の実力を生かし、ティーショットをピンまで178ヤードの地点まで飛ばすと、第2打は6番アイアンで6メートルにつけて決めた。他ホールでもパッティング次第ではビッグスコアも狙えそうな気配はあっただけに「アイアンショットがいいだけに取りこぼしがいくつかあった」と悔しさもみせた。