国内メジャー初制覇し、日本タイトル4冠を成し遂げる勝(撮影・河田真司)
国内メジャー初制覇し、日本タイトル4冠を成し遂げる勝(撮影・河田真司)

首位から出た98年度生まれの「黄金世代」の勝みなみ(23=明治安田生命)が6バーディー、1ボギーの66と伸ばし、通算14アンダー、270で5月のリゾートトラスト・レディース以来となる約4カ月ぶりの自身通算6勝目を挙げた。悲願の国内メジャー初制覇。宮里藍、諸見里しのぶに続く史上3人目の日本ジュニア、日本女子アマ、日本女子オープンローアマに続く4冠達成の偉業も成し遂げた。

国内メジャー初優勝を飾り、トロフィーを手に笑顔を見せる勝(撮影・河田真司)
国内メジャー初優勝を飾り、トロフィーを手に笑顔を見せる勝(撮影・河田真司)
原(左)にチャンピオンブレザーを着せてもらう勝(撮影・河田真司)
原(左)にチャンピオンブレザーを着せてもらう勝(撮影・河田真司)
国内メジャー初優勝を決め笑顔でガッツポーズする勝(撮影・河田真司)
国内メジャー初優勝を決め笑顔でガッツポーズする勝(撮影・河田真司)

最終日 イン3259ヤード=パー35


ホール101112131415161718
パ ー35
渋 野36


順位通算ホール101112131415161718
 パ ー35
1-14 勝 33
2- 8西 郷37
2- 8上 田34

※・はパー、○はバーディー、◎はイーグル、△はボギー、□はダブルボギー

10番395ヤード、パー4

<渋野日向子ホール速報>

後半最初のホールをラウンド中に、12アンダーまで伸ばした首位の勝とは9打差。だが伸ばせずパー。

11番170ヤード、パー3

ティーショットを1メートル余りにつけるが、難しいラインのバーディーパットを決めきれずパー。

11番、ラインを読む渋野(撮影・河田真司)
11番、ラインを読む渋野(撮影・河田真司)

12番351ヤード、パー4

後半に入って3ホール連続のパー。

12番、ティーショットを放つ渋野(撮影・河田真司)
12番、ティーショットを放つ渋野(撮影・河田真司)
12番、ラインを読む渋野(撮影・河田真司)
12番、ラインを読む渋野(撮影・河田真司)

13番382ヤード、パー4

第3打のアプローチは寄せきれず、ピンまで2メートル余り残す。パーパットはカップの右を通過し、2つ目のボギーで2アンダーに後退。13アンダーの勝とは11打差に広がる。

13番、ティーショットを放ち、笑顔で移動する渋野(撮影・河田真司)
13番、ティーショットを放ち、笑顔で移動する渋野(撮影・河田真司)

14番495ヤード、パー5

伸ばしたい最後のパー5だったがパー。第3打を1・5メートルにつけたが、バーディーパットは右に切れて伸ばせず、ガックリと肩を落とした後、天を仰いだ。

15番402ヤード、パー4

2ホール連続パー。

15番、パーセーブする渋野(撮影・河田真司)
15番、パーセーブする渋野(撮影・河田真司)

16番174ヤード、パー3

直前に打った同組の上田桃子が、わずかにホールインワンを逃すという好ショットを披露。触発されたように、ティーショットを1・5メートルにつける。落ち着いて第2打のパットを決め、ようやくこの日最初のバーディー。笑顔でキャディーとグータッチを交わす。

16番、ティーショットを放ち、笑顔で移動する渋野(撮影・河田真司)
16番、ティーショットを放ち、笑顔で移動する渋野(撮影・河田真司)

17番490ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー。残り181ヤードからの第2打は、グリーンに乗せるがピン右11メートル。バーディーパットは左に切れてパー。

18番400ヤード、パー4

ティーショットは右バンカー。第2打はアゴに当たり、バンカーから脱出したものの、わずかしか前に飛ばせなかった。第3打でピン左5メートルのグリーンに乗せるも、パーパットはカップ左を通過。ボギーで通算2アンダーでホールアウト。ホールアウト時点で5位。

最終日 アウト3291ヤード=パー36


ホール
パ ー36
渋 野37


順位通算ホール
 パ ー36
1-12 勝 33
2-10西 郷34
3- 7上 田34
7- 2西 村41

※・はパー、○はバーディー、◎はイーグル、△はボギー、□はダブルボギー。順位、スコアは前半終了時点。


1番400ヤード、パー4

<渋野日向子ホール速報>

ティーショットをフェアウエー中央へ運んで発進。第2打はピン右6メートルのグリーンへ。バーディーパットは80センチオーバーし、返しを決めてパースタート。

1番、笑顔で移動する渋野(撮影・河田真司)
1番、笑顔で移動する渋野(撮影・河田真司)

2番380ヤード、パー4

ティーショットをフェアウエー中央へ。第2打はまたもグリーンをとらえ、ピン手前2メートルへ。惜しくも外れ、悔しそうな表情を浮かべる。パーセーブで次のホールへ。

2番、ティーショットを放つ渋野(撮影・河田真司)
2番、ティーショットを放つ渋野(撮影・河田真司)

3番517ヤード、パー5

ティーショットはフェアウエー中央へ。第2打もグリーン手前のフェアウエーへと運び、第3打でピン手前2メートルにつける。バーディーパットは右に外れ、スコアは伸ばせずパー。

3番、ティーショットを放つ渋野(撮影・河田真司)
3番、ティーショットを放つ渋野(撮影・河田真司)

4番154ヤード、パー3

ティーショットはピン右のカラーに落ち、斜面を転がってラフで止まる。6メートルをパターで狙うも入らず2メートルオーバー。しかし返しをしっかりと決め、パーセーブ。観客から拍手を浴びる。

橋を渡り移動する渋野(撮影・河田真司)
橋を渡り移動する渋野(撮影・河田真司)

5番508ヤード、パー5

ティーショットはフェアウエー右へ。第2打はグリーン手前のフェアウエー中央へ運ぶ。第3打でピン手前12メートルまでしか寄せられず、長いバーディーパットは60センチ届かず。これを決めてパー。

5番、ティーショットを放つ渋野(撮影・河田真司)
5番、ティーショットを放つ渋野(撮影・河田真司)
5番、笑顔で会話しながら移動する上田(左)と渋野(撮影・河田真司)
5番、笑顔で会話しながら移動する上田(左)と渋野(撮影・河田真司)
5番、セカンドショットを放とうとセットする渋野の手にとんぼが止まり仕切り直し(撮影・河田真司)
5番、セカンドショットを放とうとセットする渋野の手にとんぼが止まり仕切り直し(撮影・河田真司)

6番400ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー中央へ。第2打はグリーン奥のラフへ外し、第3打のアプローチはピンを3メートルオーバー。しかし返しのパーパットをねじ込み、ピンチを乗り切る。これで6連続パー。

6番、ティーショットを放ち移動する渋野(撮影・河田真司)
6番、ティーショットを放ち移動する渋野(撮影・河田真司)

7番347ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー中央へ。第2打でピン手前6メートルにつけるが、バーディーパットは決まらず。パーセーブで前半最後の2ホールへ。

7番、パーセーブする渋野(撮影・河田真司)
7番、パーセーブする渋野(撮影・河田真司)

8番182ヤード、パー3

ティーショットはピン左6メートルへ。バーディーパットは惜しくも右に外れ、肩を落とす。パーでスコアは動かず前半最後の9番へ。

9番403ヤード、パー4

ティーショットは左ラフへ。第2打はグリーン右奥に落ち、そのまま斜面を転がりラフにはまる。アプローチはピン手前から転がすが、ボールは止まらず3.5メートルオーバー。返しのパーパットを決めきれず、初ボギーでスコアを落として後半へ。