男子ゴルフの石川遼(30=CASIO)が6日、国内男子ツアー、ブリヂストン・オープン(10月7~10日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦)へ向けた意気込みを語った。

練習ラウンドでは18ホールを入念にチェック。今大会は来季からの参戦を目指す米下部ツアー、コーンフェリーツアーの2次予選会(19~22日、米カリフォルニア州)参加前、最後の試合で「先のことはわからないので、今のベストを尽くしたいなと思う」と語った。

今大会後に現在9位の賞金ランキングで5位以内に入ればコーンフェリーツアーの2次予選会が免除される。5位の大槻智春とは約1900万円差で、優勝賞金2200万円を積み重ねることができれば、まだ可能性は残されている。しかし、石川は「そこは期待していない」と言い切り「2次予選を通るゴルフができなければ最終予選も通らないと思う。優勝だけを目指すと自分のゴルフもできなくなりますし、(今大会は)1番からじっくり自分のプラン通りにやっていけたら」と話した。

求めるのはあくまで自分のスタイルを貫き、その上で結果も伴うこと。「無理やり攻めてやろうというよりは、ボギーを少なくしていけたらいいかな。結果にはフォーカスしていないけど、気にはします。1打1打を大事にして楽しんでやっていけたら」と力を込めた。【松尾幸之介】