新世紀世代の西郷真央(20=大東建託)が今季6度目の2位に終わった。最終組の1つ前の2打差4位から古江を追い、68を出したが、1打差に泣いた。「できれば同組で回り、状況を毎ホール確認したかった」と無念の思いを口にした。

2番をプレー中、後方の1番グリーンから大歓声を耳にした。「(古江、勝ら)みんなバーディーだと思った」と言い、ピン筋狙いの果敢なショットで力強いプレーを続けた。

6度の2位の中身は、国内メジャーの日本女子プロと日本女子オープン、サントリーレディース、アース・モンダミン杯、今大会とビッグイベントが並ぶ。賞金ランクは約1億4662万円を稼ぎ5位。“最強の未勝利プロ”は今後も「自分を信じて、やることをやりたい」と話した。