古江のバッグを担いだ清水重憲キャディー(47)が、19年6月の男子ツアー・ツアー選手権で堀川未来夢プロのバッグを担いで以来、約2年4カ月ぶりに通算39度目の優勝をサポートした。

女子は17年7月CATレディースでイ・ボミをサポートして以来約4年3カ月ぶりの喜び。「やっぱり簡単には勝てないなと…」とホッとして笑った。

ツアー通算V回数が歴代最多で“優勝請負人”と言われたプロキャディーも、昨年6月の“コロナ禍開幕戦”となったアース・モンダミンカップで鈴木愛のバッグを担ぎプレーオフ負け。今年は3月アクサレディースで河本結、6月サントリーレディースで稲見萌寧といずれも4打差逃げ切りに失敗していた。苦労を重ねてたどり着いた39勝目に喜びはひとしおだ。

古江のバッグを担ぐのは2度目だった。「勝ちきることって本当に難しいと感じていただけに、今回の古江プロは“すごく強い”と感じました」。次戦の三菱電機レディースも古江のバッグを担ぐ予定で、3週連続優勝への挑戦をバックアップする。