女子ゴルフの笹生優花(20=ICTSI)が、日本人女子3人目のメジャー制覇となった、6月の全米女子オープン優勝後、初めて国内ツアーに出場することが決まった。

国内女子ツアー、TOTOジャパンクラシック(11月4~7日、滋賀・瀬田GC北C)の出場者が26日、発表され、笹生が名を連ねた。

笹生は5月の中京テレビ・ブリヂストン・レディースまで、国内ツアーを主戦場としていた。だが全米女子オープンで優勝し、念願だった米ツアーの出場権を得たことで、その後、国内ツアーには出場していなかった。今夏の東京五輪には、母の母国フィリピン代表として日本でプレーしたが、ツアー出場はなかった。

また笹生と同様、米ツアーを主戦場とする畑岡奈紗は、出場資格はあったが、エントリーはしなかった。今大会は19年まで、女子では日本で唯一、米ツアーと共催で実施されてきた。だが新型コロナウイルス感染拡大の影響で昨年に続き、今年も国内女子ツアーとして単独開催することが決まっている。