前週大会で予選落ちした渋野日向子(22=サントリー)が6バーディー、3ボギーの3アンダー、69で回り、首位に1打差の3位タイと好発進した。渋野は「全体的に見たら、すごく安定していたと思う」と振り返った。

勝みなみ、西郷真央と同組で、1番パー5、2番パー4と連続バーディー。一方、5番パー4ではバンカーにつかまり、バンカーショットを寄せきれずにボギー。次の6番パー4も連続でボギーとするなど、前半9ホールは4バーディー、3ボギー。出入りの激しいゴルフを展開した。

後半は2バーディー。最終18番パー5をバーディーで締めて初日を終えた。

前半は風速9・4メートルの強風に苦しめられた。「前半は風に負けて外れてしまうことがあったが、後半は12番以外、ほぼほぼ、何とか耐えられたかなと。距離感が何となく、こういう風の中でも合っていた」。

最終18番は西郷、勝と3人でバーディー締めとなった。「めちゃくちゃ3人ともいい上がり方。明日にすごくつながる終わり方だったと思う」。第2日については「明日も今日と同じ難しさがあると思う。やるべきことをやって、1打1打集中してできれば」と意気込んだ。