首位と1打差の3位から出た渋野日向子(22=サントリー)は、前半9ホールを5バーディー、1ボギーの32と4つ伸ばした。後半は1バーディー、1ボギーの36、通算7アンダーでホールアウト。ぺ・ソンウ(韓国)とともに首位。

第2日 アウト3295ヤード=パー36


ホール
パ ー36
渋 野32

第2日 イン3355ヤード=パー36


ホール101112131415161718
パ ー36
渋 野36

※・はパー、○はバーディー、◎はイーグル、△はボギー、□はダブルボギー

10番400ヤード、パー4

前半9ホールは連続4バーディーを含む5バーディー、1ボギーの通算7アンダーで単独首位に立った渋野。ギャラリーからの大きな拍手に笑顔を向ける。

10番、ギャラリーが見つめる中、ティーショットを放つ渋野(撮影・河野匠)
10番、ギャラリーが見つめる中、ティーショットを放つ渋野(撮影・河野匠)

後半最初の10番のティーショットはフェアウエー中央へ。第2打はグリーンをとらえ、パーオンに成功。ピン手前15メートル以上のバーディーパットはカップ右にそれる。約2メートルのパーパットをしっかり沈める。

10番、バーディーパットが大きく外れ、マークする渋野(撮影・河野匠)
10番、バーディーパットが大きく外れ、マークする渋野(撮影・河野匠)

11番395ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー中央右へ。第2打はグリーンに着弾。ピン奥約4メートルからのバーディーパットはカップから外れ、パーセーブ。

11番、背中から光を浴びてティーショットを放つ渋野(撮影・河野匠)
11番、背中から光を浴びてティーショットを放つ渋野(撮影・河野匠)

12番170ヤード、パー3

ティーショットはグリーン上、ピンまで約2・5メートルと絶好の位置につけ、どよめきと拍手が起きる。バーディーパットを沈め、後半初のバーディー。通算8アンダーとスコアを伸ばす

12番、バーディーを決め、ギャラリーの拍手に応える渋野(撮影・河野匠)
12番、バーディーを決め、ギャラリーの拍手に応える渋野(撮影・河野匠)

13番350ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー右へ。第2打はグリーンをとらえ、パーオンに成功。ピンまで約10メートルのバーディーパットは外し、パーで連続バーディーならず。

多くのギャラリーを引き連れて14番に向かう渋野(手前)(撮影・河野匠)
多くのギャラリーを引き連れて14番に向かう渋野(手前)(撮影・河野匠)

14番390ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー中央右へ。第2打はグリーンに乗せ、パーオンに成功。ピン約4メートル手前からのバーディーパットはわずかに外れパー。

14番、バーディーパットを惜しくも外し悔しがる渋野(撮影・河野匠)
14番、バーディーパットを惜しくも外し悔しがる渋野(撮影・河野匠)

15番175ヤード、パー3

ティーショットはグリーン左端のカラーに着弾。第2打はピン手前1メートルと寄せきれず、パーパットもわずかに外れ、ボギー。通算7アンダーに

15番、ティーグラウンドで笑顔を見せる渋野(撮影・河野匠)
15番、ティーグラウンドで笑顔を見せる渋野(撮影・河野匠)

16番560ヤード、パー5

ティーショットはフェアウエー中央右へ。第2打もフェアウエーをキープし、第3打でグリーンに乗せる。ピン左約5メートルからのバーディーパットはわずかに外れてパー。

16番、芝を飛ばしながら第3打を放つ渋野(撮影・河野匠)
16番、芝を飛ばしながら第3打を放つ渋野(撮影・河野匠)
16番、バーディーパットを外しボールを見つめる渋野(撮影・河野匠)
16番、バーディーパットを外しボールを見つめる渋野(撮影・河野匠)

17番405ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー中央へ。第2打はグリーン上ピン奥に乗せたが、約5メートルのバーディーパットは決めきれずパー。

17番、旗を担いでラインを読む渋野(撮影・河野匠)
17番、旗を担いでラインを読む渋野(撮影・河野匠)

18番510ヤード、パー5

ティーショットはフェアウエー中央右、第2打はフェアウエー中央へ。第3打で着実にグリーンに乗せたが、約5メートルのバーディーパットはわずかにカップ左側に外れてパー。通算7アンダーでホールアウト。

スポットライトのような木漏れ日を浴びながら18番に向かう渋野(撮影・河野匠)
スポットライトのような木漏れ日を浴びながら18番に向かう渋野(撮影・河野匠)
18番、笑顔でホールアウトした渋野(撮影・河野匠)
18番、笑顔でホールアウトした渋野(撮影・河野匠)

この時点で、17番でバーディーを取って通算7アンダーとしたぺ・ソンウ(韓国)とともに首位。

1番500ヤード、パー5

快晴かつ温暖で、風もほとんどない中、渋野は前日の黒コーディネートから一転して、全身白で統一したファッションで登場した。同じ5位の野沢真央、金沢志奈と同組。

1番、スタート準備する渋野(撮影・河野匠)
1番、スタート準備する渋野(撮影・河野匠)

大勢のギャラリーに見守られながら打ったティーショットはフェアウエー右へ。第2打は右側ラフへ。第3打はピン右約2メートルにつけた。バーディーパットはカップ左側にそれ、パー発進。

1番、ティーショットを放つ渋野(撮影・河野匠)
1番、ティーショットを放つ渋野(撮影・河野匠)

2番375ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー中央左へ。第2打をグリーンに乗せ、パーオンに成功。ピン手前約7メートルからのバーディーパットは20センチほど届かずパー。

2番、笑顔でセカンド地点に向かう渋野(撮影・河野匠)
2番、笑顔でセカンド地点に向かう渋野(撮影・河野匠)

3番395ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー中央へ。第2打をピン右1メートルにつけるナイスショットで、ギャラリーからどよめきと大きな拍手が上がる。バーディーパットを難なく決める。この日初めてのバーディーで、通算4アンダーに

3番、野沢(左)と談笑する渋野(撮影・河野匠)
3番、野沢(左)と談笑する渋野(撮影・河野匠)
3番、ラインを読む渋野(撮影・河野匠)
3番、ラインを読む渋野(撮影・河野匠)

4番180ヤード、パー3

ティーショットはピン横約5メートルにつけたが、バーディーパットはわずかにカップを外し、パー。

4番、バーディーパットが惜しくも外れ悔しそうな表情の渋野(撮影・河野匠)
4番、バーディーパットが惜しくも外れ悔しそうな表情の渋野(撮影・河野匠)

5番410ヤード、パー4

5番ホールに向かう途中、ベビーカーの赤ちゃんを見掛けると、「かわいい」と笑顔で手を降る。ティーショットはフェアウエー中央へ。第2打はグリーン手前に。グリーン手前からの第3打となるアプローチは、ピン手前3メートルほど残してしまい、パーパットをわずかに外し、この日初のボギー。通算3アンダーに

5番、セカンドショットを終えクラブをキャディーに渡す渋野(撮影・河野匠)
5番、セカンドショットを終えクラブをキャディーに渡す渋野(撮影・河野匠)

6番370ヤード、パー4

ティーショットはフェアウエー左へ。第2打はパーオンに成功。ピン左約4メートルのバーディーパットをしっかり決めて、再び通算4アンダーに

6番、バーディーパットを沈める渋野(撮影・河野匠)
6番、バーディーパットを沈める渋野(撮影・河野匠)
6番、バーディーを決め笑みがこぼれる渋野(撮影・河野匠)
6番、バーディーを決め笑みがこぼれる渋野(撮影・河野匠)

7番385ヤード、パー4

ティーショットでアドレスに入ろうとすると、虫が寄ってきたのか、苦笑いしながら、何度も手で追い払う。気を取り直して打ったティーショットはフェアウエー中央へ。第2打はパーオンに成功し、ピン左約50センチに着弾。バーディーパットを難なく決める。連続バーディーで通算5アンダーに

7番、バーディーを奪い笑顔でキャディーとグータッチする渋野(撮影・河野匠)
7番、バーディーを奪い笑顔でキャディーとグータッチする渋野(撮影・河野匠)

8番160ヤード、パー3

ティーショットはグリーンを確実にとらえて、ピン手前から約2メートルのバーディーパットを決めて、3連続バーディー。通算6アンダーに。途中でゼリー飲料を飲むもぐもぐタイムも。

8番、3連続バーディーで笑顔を見せる渋野(撮影・河野匠)
8番、3連続バーディーで笑顔を見せる渋野(撮影・河野匠)

9番520ヤード、パー5

ティーショット、第2打はフェアウエーをキープ。第3打はピン左約2メートルに着弾。バーディーパットもしっかり決めて、4連続バーディー。通算7アンダーで単独トップに

9番、サードショットをピンそばにつけ、笑顔を見せる渋野(撮影・河野匠)
9番、サードショットをピンそばにつけ、笑顔を見せる渋野(撮影・河野匠)
9番、4連続となるバーディーパットを沈める渋野(撮影・河野匠)
9番、4連続となるバーディーパットを沈める渋野(撮影・河野匠)
9番を終え単独首位となった渋野はギャラリーの拍手に笑顔を見せる(撮影・河野匠)
9番を終え単独首位となった渋野はギャラリーの拍手に笑顔を見せる(撮影・河野匠)

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渋野日向子(2021年10月29日撮影)
渋野日向子(2021年10月29日撮影)