男子国内ツアーを管轄する日本ゴルフツアー機構(JGTO)の青木功会長(79)が10日、静岡県内で取材に応じ、石川遼(30=CASIO)が一部報道で、米国から帰国後14日間の自主隔離期間中、一般客も利用するゴルフ場で練習し、複数で飲食していたと指摘された件について、最終的な処遇を決める臨時理事会を数日以内に行う予定と明らかにした。青木会長は「2~3日後に予定している。早く結果は出したいと思う」と説明した。

JGTOは9日、書面で「本人に事実確認をし、懲戒・制裁規定の違反行為に抵触するか否か検証中」などとコメントを発表した。青木会長は「まだ詳細を聞いたりしている」と検証が続いていると説明。「結果が出たらご報告します」とだけ話した。

石川は9日、文書で「一部至らない点があった」などと謝罪。JGTOとジャパンゴルフツアー選手会の副会長など、各役職を辞任する意向を示している。国内ツアー復帰戦だった11日開幕の三井住友VISA太平洋マスターズ(静岡)出場も辞退した。