男子国内ツアーを管轄する日本ゴルフツアー機構(JGTO)が、米国から帰国後の自主隔離期間中にゴルフ場で練習し、複数で飲食や飲酒をしていたことが判明した石川遼(30=CASIO)を1カ月の出場停止処分するまでの経緯を15日、文書で説明した。

▼8日午前 週刊誌のデジタル配信で今回の石川の行動について報じられる。

▼同日午後 JGTOが石川本人に事実確認、石川のマネジメント会社に事実確認をそれぞれ行う。

▼9日午前 石川が文書で謝罪コメントを発表。石川がJGTOに役員辞任届を提出。

▼同日午後 JGTOが状況報告と謝罪の文書を発表。JGTOが石川に事実確認を行う。石川のマネジメント会社が石川に事実確認等した書面をJGTOに提出。

▼10日午前 JGTOが石川のマネジメント会社に事実確認を行う。

▼同日午後 JGTOが石川に事実確認を行う。

▼11日午後 JGTO懲戒・制裁委員会をリモート形式で開催。委員会はJGTO理事3人、JGTO監事1人、外部有識者3人で構成。約1時間かけて行われ、同委員会としてはジャパンゴルフツアー及びJGTO主催試合への1カ月間の出場停止を決定。

▼15日午前 JGTO臨時理事会をリモート形式で開催。JGTO理事18人、JGTO監事2人、顧問弁護士1人が参加。約1時間かけて行われ、出場停止期間の決定、JGTO副会長及び理事の辞任届の受理が決定した。