黄金世代の原英莉花、賞金ランク54位からシード確保を狙う柏原明日架、ツアー未勝利の山城奈々が7アンダー、64をマークし、首位スタートを切った。

6アンダーの1打差4位に西村優菜、吉田優利、渡辺彩香、5アンダーの2打差7位に上田桃子、鈴木愛、三ケ島かなが並んだ。

残り2戦で賞金女王を狙う賞金ランク2位古江彩佳は2アンダー、69で首位と5打差31位。今大会優勝で賞金女王戴冠の可能性がある同1位稲見萌寧は1アンダー、6打差40位。今大会後、米ツアー最終予選会出場のため渡米する渋野日向子は2アンダー、31位。

◆今大会の女王決定条件 賞金ランク1位稲見と2位古江の差は1696万8474円。次戦の最終戦ツアー選手権リコー杯を前に、今大会終了時に「2952万円」(最終戦の優勝賞金3000万円、出場予定40人で最低賞金48万円のため)より差が開けば、稲見の戴冠が事実上決まる。そのための条件は「稲見の優勝」+「古江の単独6位以下」。