国内男子ゴルフツアーの今季賞金シード選手が決まるカシオワールドオープンは25日、高知・Kochi黒潮CC(7335ヤード、パー72)で開幕する。プロ6年目の初シードを狙う亀代順哉(26=フリー)は23日、開催コースで練習ラウンドを行った。

賞金ランクは69位。シード圏内=65位の金額まで、147万666円及ばない。逆転シードへ、今大会は単独23位(賞金153万円)が最低条件だ。亀代は「賞金ランク65位以内が絶対目標ですけど、プレッシャーは全然ないです。むしろ最後の試合だから、持ってる力をどれだけ出せるか。あわよくば上位、優勝もって考えています」と明るい。

「公称70センチ」の太ももからはじき出すドライバー飛距離が300ヤードを超える。今大会のコースは飛ばし屋有利と言われ、徳島出身でジュニア時代に何度も回った亀代は「好きです」とはっきり口にした。10月の下部ツアー最終戦ディライトワークスJGTOファイナルで優勝。勢いに乗り、大会に突入する。