上田桃子(35=ZOZO)が4バーディー、2ボギーの70で回り、通算5アンダー、139で、野沢真央、比嘉真美子とともに、首位に2打差の3位につけた。

逆転での賞金女王を目指し、単独首位をキープしている古江彩佳について触れた。第1日に古江が大会最少に並ぶ64で回ったことについて「先に回っていたので、途中でボードを見ながら、一緒に回っていた(高橋)彩香ちゃんと『すごいね』って言っていました」と明かした。さらに「あまり曲がらなくてランが出て、古江ちゃんにマッチするコースだなと。この難しいコースでも8アンダーが出るんだと驚かされたのと、腹をくくってプレーしているんだと察しています」と推測。「覚悟を決めて回れる選手で、実力があるけど、あらためて精神的なところでもすごいなと思いました」と感心しきりだった。

自身のこの日のプレーについては「いいところも悪いところもあったが、毎日アンダーで回ることを毎年の目標。最低限できてよかった」と振り返った。優勝を狙える絶好の位置につけたが「前夜祭で16週、若手が勝っていると知りました。最後、自分がおもしろくできたら」と意気込んだ。