最終組が前半9ホールを終えて、首位に3打差の2位で出た賞金ランク2位の古江彩佳(21=富士通)は2バーディー、1ボギーで回り、通算7アンダーで単独2位をキープし、後半突入した。賞金ランク1位の稲見萌寧(22=都築電気)は1オーバーで17位につけている。三ケ島かな(25=ランテック)が10アンダーで単独首位をキープしている。

古江は1番パー4でバーディー発進。7番パー4で約7メートルのパーパットを外しボギーとしたが、9番パー5で第3打のバンカーショットをうまくピンに寄せ、バーディーを決めた。一方、稲見は前半は2バーディー、2ボギー、1ダブルボギーと出入りの激しいゴルフを展開した。

賞金女王争いは稲見と古江の2人に絞られ、差は1696万8474円。古江の逆転には「単独2位(賞金1800万円)以上」が絶対条件で、後は稲見の結果次第。条件は「古江が優勝し、稲見が単独3位(1200万円)以下」か「古江が単独2位で、稲見が単独14位(同96万円)以下」となる。

3位は6アンダーの小祝さくら、4位に4アンダーの申ジエ、高橋彩華、前週優勝の原英莉花は1アンダーで12位につけている。