今季最終戦で谷原秀人(43=国際スポーツ振興協会)が、今季2勝目、通算16勝目を挙げた。2位と1打差の首位から出て、3バーディー、2ボギーの69で回り、通算12アンダー、268。2位の宮里優作に2打差をつけ、ウイニングパットを決めると、右手でガッツポーズをつくって喜びをかみしめた。

一時は池村寛世に首位を譲っていた。だが14番パー4で、1メートル足らずのパーパットを池村が外すと追いつき、16番パー4で10メートル近いパットを決めてバーディーを奪って再び単独首位に立った。続く17番パー5で連続バーディーとし、後続を引き離した。

この結果、チャン・キム(米国)の今季賞金王も決まった。