今季最終戦で谷原秀人(43=国際スポーツ振興協会)が、今季2勝目、通算16勝目を挙げた。2位と1打差の首位から出て、3バーディー、2ボギーの69で回り、通算12アンダー、268。2位の宮里優作に2打差をつけ、ウイニングパットを決めると、右手でガッツポーズをつくって喜びをかみしめた。優勝インタビューの一問一答は以下の通り。

-13度目の出場で今大会初優勝

谷原 13回出ていて勝てていないというのは、自分の中でしんどいというか、そういう思いは、かなりありました。

-昨年大会は1打及ばず優勝を逃した分、思いも大きかったのでは

谷原 その辺りの思いは、あまりなかったんですけどね。悪いことを思い出に残しても、しょうがないので。去年は(最終日の最終18番で)たしか3パットでした。

-最終日はどんな思いでスタートしたか

谷原 前半からなかなかショットもパットもうまくいかず、チャンスがあるなら後半だな、と思っていたら本当にうまくはまって、こういう風に優勝できました。

-後半はいいパットも決まった

谷原 そうですね。16、17番でいいパットが決まってくれたと思います。

-シーズン最終戦で優勝

谷原 そうですね。43歳にして勝てると思っていなかったので、非常にうれしいです。

-昨年は無観客だったが今年はギャラリーの声援もあった

谷原 本当に、ギャラリーの皆さんの応援のおかげで、こういう風に優勝することができました。また選手のみんなも、ギャラリーの皆さんがいるおかげで、プレーが良くなったり、緊張したりするので、来年もぜひ会場に足を運んで、ドキドキするプレーを見ながら、ご声援をいただけたらと思います。本当にありがとうございました。