17位から出た畑岡奈紗(23=アビームコンサルティング)は、1バーディー、3ボギー、1ダブルボギーの76と落とし、通算2オーバー、218で20位に後退した。

10番からの前半は14番パー4でバーディーを奪うなど、35と1つ伸ばして折り返した。しかし、後半1番パー4でボギーをたたくと、3番、7番とボギー。4番パー3、6番パー3とチャンスでバーディーパットを外し、スコアを伸ばせなかった。そして最終9番パー5ではグリーン左傾斜のある深いラフにつかまり、ダブルボギーをたたいてしまった。

前日までと打って変わり、強い風に冷たい雨の降る気温12度の悪コンディション。ティーショットの飛距離も伸びず、後半はパッティングにも苦しんだ。「今日はパーオン率がなかなか低くて(50%)、前半に拾うところは全部拾えたんですけど、後半に入ってからパッティングが思うようにいかず、ボギーを連発してしまったというのは、すごくもったいなかったと思います」と厳しい表情で振り返った。最終日に向け「明日はまずアンダーに戻して終われるように頑張りたい」と話していた。