男子ゴルフでツアー最多94勝の尾崎将司(75=I・S・T)が、今夏以降にも約3年ぶりのツアー出場を目指す意向を示した。

12日、千葉市内で「ジャンボ尾崎ゴルフアカデミーセレクション supported by ISPS HANDA」を開催。終了後に取材に応じ、「3月くらいから体を動かそうかと思う。寒い時期にやっても意味ない」と話した。ツアー出場は夏以降、と振られると「そうだね」と応じた。出場すれば、途中棄権した19年11月のダンロップ・フェニックス以来となる。

「腰の状態は良くない。ソフトボールの球は打ったけど、ゴルフボールは打っていない」と明かすなど、まだ本格稼働とはいかないようだ。コロナ禍の現状もある。「コロナで一服。様子を見ているから。収束が見えたらね。こんなんじゃね」と強調した。

近況も明かした。「24時間、同じように過ごしているよ。(午後)9時20分に寝る。その時間が来るのが楽しみ」と、規則正しい生活を送っている。多趣味だが、最近の趣味は「大工仕事かな。台を作ってみたり、トレーニング器具を直したり。何かしなきゃ時間がつぶれないよ」と冗談交じりに明かした。

また、健康法を聞かれると「(在住の)千葉から出たことがないよ。出たがらない性格もあるけど」と、コロナ対策の基本中の基本を守っていると強調。さらに「ワンちゃんと過ごすことだね。ストレスがない」と、愛犬との時間にも癒やされているようだ。