大会ホステスプロの勝みなみ(23=明治安田生命)が首位と3打差6位の好スタートを切った。「ナイスプレーができたと思う。昨年(の第1日)とは比べものにならない、いい位置です」。第1日に78をたたいて予選落ちした昨年大会の悔しさがある分、表情は明るい。

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5バーディー、1ボギーの4アンダー、68。最も短いパー4の11番(296ヤード)はドライバーでなく5番ウッドを握り、残り87ヤードの第2打を58度ウエッジのフルショットでピン奥2・5メートルへ。要所で飛距離を生かしたプレーを見せた。

開幕前夜はホテルの部屋で、母久美さんと水炊き鍋を食べた。スーパーマーケットに2人で出向き、食材を買い込み、後はIH器具、小さなまな板と包丁で料理する。コロナ禍という事情もあるが、自炊でのんびり過ごした。「(明治安田生命に)恩返しできるように頑張りたい」。リベンジの思いを胸に、優勝を狙っていく。