石井理緒(22=サーフビバレッジ)がツアー自己ベストの2位に入った。4打差5位で迎えた最終日、最終組の2組前で7バーディー、1ボギーの66と猛チャージを見せた。

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「ちょっと差は開いていたんですが(所属が同じ植竹)希望ちゃんも(西郷)真央ちゃんもいる。でも、誰が落とすかわからないから、1番からバーディーをとらないとっていう気持ちでスタートしました」

稲見萌寧と同じ99年度生まれの“はざま世代”だ。昨季は初シードはとれなかったが、トップ10が2回と着実に力を付けてきた。課題に「大事なところでドライバーが曲がっちゃったり、ひっかかる球が出る」ことを挙げて「悔しいけど、自己最高位は更新できたし(優勝したサイ・ペイインに)13アンダーまでいかれちゃったので、仕方ないかな」と切り替えていた。