昨年11月の自動車事故による右脚負傷から復帰したタイガー・ウッズ(46=米国)が予選落ちの危機を乗り越え、V戦線生き残りに夢をつないだ。

【スコア】マスターズ第2日成績>>

首位と4打差10位からスタートし、序盤5ホールでまさかの4ボギー。命綱であるショートゲームが決まらず、3オーバーまでスコアを落とした。

しかし、8番パー5でバーディーを奪取。10番パー4は残り208ヤードの第2打を、ピン60センチにつけてバーディーと盛り返す。第1ラウンド難易度1位の11番パー4、池越えの12番パー3で連続ボギーを喫したが、13、14番の連続バーディーで取り戻した。

4バーディー、6ボギーとスコアを2つ落とし1オーバーで予選通過した。ホールアウト時点で8アンダーとトップを走るシェフラーとは9打差あるものの、松山ら2位グループとはまだ4打差。手術によるボルトなどが残った右脚をかばいながらも、闘志満々で決勝ラウンドを迎える。