米女子ツアー本格参戦後の初優勝が見えた-。11位から出た渋野日向子(23=サントリー)が4バーディー、ノーボギーの68で回り、通算7アンダーの209、ホールアウト時点で首位と3打差の2位に浮上した。通算10アンダーで金孝周(韓国)が首位、ブリアナ・ドウ(米国)が渋野と並んで7アンダーで2位。

渋野の一問一答は以下の通り。

【スコア】ロッテ選手権第3日成績>

-今日を振り返って

「危ない場面もありましたが、前半オールパーでしのいだ分、後半しっかり伸ばすことができてうれしかった」

-6、7番はナイスパーセーブでしたね

「外しちゃいけんとこに外していたので。6番は一番外してはいけないとこに外した。7番もバンカーに入れてはいけなかったが、寄せ切れて良かった」

-後半はチャージ。10番はいい距離の上りのパットが決まった

「なかなかウエッジショットの距離があっていなかったが、1個入ってくれたらという中で、しっかり上りを打ち切れて入ったので良かった」

-11番のセカンド、池が絡む中でドライバーショット、ナイスマネジメントでしたが

「近くまで持っていきたいとの思いがあった。左バンカーの方を見て、打ち切りました」

-オフの練習の成果が出ている

「日に日にショットの精度、“直ドラ”の精度が良くなっている。明日も使えたらいい」

-14番は下りのスライスラインを読み切ってのバーディー

「あの位置に乗せられたことも良かったし、入ってくれたのはすごく気持ちよかった」

-風を感じさせないくらい、安定したゴルフだったが

「これだけ風が吹いてきてしまうと、スイングのことを割り切ってと考えてできた。昨日よりもショットの精度が良かった。ゴルフはしやすかった」

-ラインは読みづらいグリーンの中、タッチはあっているように思うが

「前半は読みが違うところもあったが、ロングパットの距離があっている分、パーパットがプレッシャー少なく打てている。だからこれだけ耐えられた。ノーボギーでまわれて、パッティングも何とか頑張ってくれたかな」

-良いポジションで最終日を迎えるが

「「先々週(4位に終わったシェブロン選手権)は嫌な思いというか、苦い思いをしてしまった。追う立場ではありますが、良い位置で、笑顔で終われるように頑張りたいと思います」