ゴルフの全米女子オープン日本地区予選が25日、千葉・房総CCで行われ、浜田茉優(26)がトップ通過で、本大会(6月2~5日、米ノースカロライナ州)出場を決めた。1日36ホールストロークプレーで争い、通算9アンダー、135。浜田、高木優奈、識西論里(おにし・ゆり)、早川夏未のほか、伊藤二花と馬場咲希の高校生アマチュア2人を含む上位6人が出場権を獲得した。

浜田は前日まで静岡・川奈ホテルGCで行われていたフジサンケイ・レディースで3位に入った。終了後、約3時間半かけて車で移動。「ハードでしたが、今日はパターが入ってくれて、ショットもまとまっていた」と手応えを口にした。

1日36ホールを回るのは「高校生の合宿以来」。「さすがにきつかった。リズムだけ気を付けました」と振り返った。

今回の挑戦はコーチと相談して決めた。「米国に行ったら、ゴルフ力が上がるかもしれない。どうやったら上で戦えるのか。どういう選手がいるのか。いろいろ見たい」。

目標は予選通過。海外での試合は初めて。合宿でマレーシアなどアジアを訪れたことはあるが、米国に行くのも初めてだという。「どこまで今の実力でできるのか、楽しみです」と話した。

日本地区予選にはプロ102人、アマ56人の計158人が参加した。