28日(日本時間29日)開幕の米女子ツアー、パロスベルデス選手権に出場する渋野日向子(23=サントリー)が中継するWOWOWの前日インタビューで大会への抱負を語った。

米ツアー参戦はこの大会で3戦連続10戦目。「ちょっと疲れはたまっている」と言い、会場のパロスベルデスGCは26日から3日間で2ラウンド分回った。アップダウンが多い山岳コースで「若干日本に似ているかな、みたいなところはあるので、アップダウンには慣れていると思うけど、やっぱりしんどいですね」と話した。

ここまで10戦を振り返って「トップ10が3回あるのはすごくいい。自分でも思っていた以上なので、すごくいい滑り出しだとは思うが、要所要所はまだ足りない部分がかなりある」と評価を口にした。前週のDIOインプラント・LAオープンに続き、今回もグリーン上で相性の悪いポアナ芝が待ち受ける。「練習ラウンドを回ってみた感じもポコポコやなというのもあるので、苦手意識はありますけど、自分のちゃんと打ち出したいところに打ち出せるように、そこだけ集中して頑張りたい」と話した。

今大会の目標を「予選通過できるように頑張ります」と控えめに話していた。

今大会は新規大会で、日本からは渋野のほかに笹生優花、古江彩佳が出場。大会の模様は4日間、WOWOWで生中継され、第1日は29日の午前7時30分から放送される。