女子ゴルフの今季の国内メジャー初戦、ワールド・サロンパス・カップ開幕を翌日に控えた4日、17、19年賞金女王の鈴木愛(27=セールスフォース)が、会場の茨城GC西コースで行われたプロアマ戦に参加した。今大会が同GCの西コースで開催されるのは18年以来、4年ぶり。その18年大会で鈴木は、優勝した申ジエ(韓国)にわずか1打及ばず2アンダーで2位だった。4年越しの雪辱を期す舞台となるが「前回の悔しさもありますけど、今回いいプレーができるように頑張るだけ」と、心機一転、新たな気持ちで優勝を目指す決意だ。

今季は出場8戦でトップ10入りと予選落ちが、ともに3度と好不調の波が激しい。ただ、鈴木自身の中で目指す方向性は定まっている様子。「調子は悪くないけど、もう一つ調整がかみ合っていない。ほんの少しの調整ができていたら、優勝もしていたと思うし、予選落ちもしていなかった」と分析する。具体的には「アドレスがちょっと遠いとか、ボールの位置がちょっと左とか、本当にちょっとしたズレによって、思うようなティーショットやパットが打てない。毎日毎日ちょっとずつ体はズレてくる。年齢を重ねるにつれて、やっぱり疲れも出てきやすくなるし、体も元気がなくなってブレやすくなっていると思う」という。

だからこそ、今大会は4年前の雪辱というよりも、現在の自分を知り、それに打ち勝つというテーマで臨むだけに、新たな戦いという位置付けだ。「前回、西(コース)でやった時もあまりスコアは出なかった。今回はもっと出ない可能性はあると思う。毎日アンダーパーで終われたら、優勝できるぐらいのスコアになると思うので、毎日1つか2つ伸ばしていけたら最高」。鈴木が今季初優勝へのプランの一端をのぞかせた。