国内女子ゴルフツアーのほけんの窓口レディースが13日、福岡CC和白C(6299ヤード、パー72)で開幕する。稲見萌寧(21=Rakuten)は12日、プロアマ戦に出場して最後の調整を行った。

福岡・博多に入った10日の夕食にもつ鍋を食べた。「大好きで。もう1度? う~ん、今日も食べたいですね」。めんたいこも好物で、本番中にパクつくおにぎりも全部、めんたいこ入りにする予定。また9日には髪をグリーンとターコイズブルーに染め、気分も一新した。

前週の今季国内メジャー初戦ワールドレディース・サロンパスカップは3位。いまひとつだったドライバーショットが安定。「先週“は”良かったです」と文句なしの手応えを得たわけではないが「(差し替えた)シャフトが合っているということは確認できた」とプラス材料は手にした。

茨城GC西Cのスティンプメーターで13インチを超える速く、硬いグリーンから、今週はイメージが変わる。この日のプロアマ戦では「もう全部ショートしちゃいました」と笑った。「タッチを気をつけると、ラインがずれたり。修正していきたいです」。博多の食を楽しみながら、調子も上げて。明るい表情が、今季初優勝がそう遠くないことを感じさせた。