女子ゴルフの渋野日向子(23=サントリー)が半年ぶりの国内ツアー出場となるブリヂストン・レディース(19~22日、千葉・袖ケ浦CC袖ケ浦)の開幕前日18日に会見を行った。今年から米ツアーに本格参戦し、国内ツアーは昨年11月の大王製紙エリエール・レディース以来。主な一問一答は以下の通り。
-米ツアーに本格参戦し、ゴルフ以外で厳しいこと、楽しいことは
渋野 楽しいですね。移動はつらいと思ってなかったですが、観光とかもまったくしてないです。新しいスーツケースを買ってうれしかったかな。割れていたんでハワイで買いました。それなりに高い方なのかな。コロコロやってます。
-米国で優勝に近づいている実感は
渋野 ロッテ選手権の後に思いましたが、その後は思わなかった。その時の気持ちだったり、状態で変わっちゃうのかな。ただ、マネジメントを考えながらのゴルフが前よりできるようになった。それでトップ10に3回入れたと思う。
-体を絞りましたか
渋野 体重は変わってないですが、向こうでトレーニングをちょこちょこしながら。落ちてないです。
-長時間の車移動が続く3連戦の影響が出た
渋野 いやいや。確かに疲れは間違いなくあったと思いますし、気持ち的にずーんとなっていた時もあったかもしれないですが。でもやっぱりそういう時でも、ごはんはそういう時もおいしいです(笑い)。
-海外生活が続いた。久々の日本でやりたかったこと、食べたかったもの
渋野 どうしても食べたかったのはSNSで抹茶が大好きで、いろんなのをのっけている方がいて。それを見て食べに帰りたい、と思ったので、いろいろ食べたりしました。ミスタードーナツが抹茶フェアをしているので食べさせてもらったり、コンビニでも抹茶スイーツとかお菓子が出ていたので、それを買いに行ったりしていました。
-帰国直前は調子を落としていた。頭と心の整理をして切り替えはできた
渋野 トップ10に入れたことによって、自分の結果に対して、これでいいというのが許されない、許せなくなったというか。自分を過大評価してしまっている部分が多かった分、一番外しちゃいけないところに外さない、安定したゴルフができなくなってしまって。マネジメントとかまったく関係なく、本当に欲のままにゴルフをしてしまっていた。その面で帰ってきてから、整理してというか。練習の中で、今の体調でどれだけ飛ぶかを考えながらとか、マネジメントとかを練習していた感じです。