最終組がホールアウトし、首位に1打差の2位で出た小祝さくら(24=ニトリ)が9バーディー、1ボギーで大会コースレコードタイ記録の64で回り、通算16アンダー、200で単独首位に浮上した。95年入江由香、15年福嶋浩子が、64をマークしていた。

小祝は1番パー5でバーディー発進。前半で3つスコアを伸ばした。後半に入っても15、16番の2連続バーディーを含む6バーディー、1ボギーと5つ伸ばすなど猛チャージを見せた。

「たくさんバーディーを取ることができた1日。パターが入ってくれたのでスコアを伸ばせたのでは」とスコアを大きく伸ばした要因を分析した。

昨年8月のCATレディース以来、ツアー通算7勝目となる今季初Vを目指す。「ピンにしっかりつけるマネジメントができて、このスコアが出ている。プレースタイルを変えず、プレーできたら。あとはパット次第かな」と意気込んだ。

サイ・ペイインが首位に2打差の2位。ツアールーキーの桑木志帆が首位に5打差の3位につけている。

前年覇者の勝みなみは8アンダーで15位。昨季賞金女王の稲見萌寧は6アンダーで22位につけている。伸ばし合いの中、第2ラウンド首位の蛭田みな美は10アンダーで4位と後退した。

第2日が日没サスペンデッドとなった59人が午前6時45分に競技を再開。第2ラウンドの順位が確定後、午前11時10分から第3ラウンドがスタートした。